設立趣意書

「休眠預金活用推進議員連盟」 設立趣意書

10 年以上も放置されたまま発生するいわゆる「休眠預金」は、毎年約 500 億 円にも上ると言われています。これまでは銀行の課税所得として扱われてき ましたが、その性格を考えると休眠預金は広く社会的に活用する方が良いの ではないかと考えられます。

そうした資金の活用方法については様々な意見があると思いますが、少なく とも預金者からの払戻請求には必ず応じることを前提に、それでも残る休眠 預金については、広く国民一般に還元し、弱い立場の方々のためや予算など の公的な仕組みでは必ずしも十分充たされないニーズに応えるなど、社会的 課題を解決するための民間資金活用の呼び水としてはどうかと思います。

このため、休眠預金の社会的活用の重要性への認識を共有するものが集 い、開かれた議論を通じて、その法制化を推進するため、「休眠預金活用推進 議員連盟」を設立いたします。

党派を超えた多くの皆様の議員連盟へのご参加をお願い申し上げます。

平成 26 年 4 月吉日

発起人 (設立当時)
荒井広幸 上田勇 大串博志 柿沢未途 河井克行 坂井学 塩崎恭久
鈴木克昌 武村展英 谷合正明 古川元久 山内康一 山本ともひろ (五十音順)